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詳細
閲覧数:271
ID |
f1901002 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
本文 |
f1901002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 1.0 MB |
Last updated |
: May 16, 2023 |
Downloads |
: 351 |
Total downloads since May 16, 2023 : 351
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タイトル |
神経線維腫症1型患者の皮弁形成術後20年目に生じた特発性皮下血腫に対して経カテーテル的出血コントロールに成功した一例
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著者 |
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上位タイトル |
旭川医科大学研究フォーラム
Vol.19,
(2022.
3)
,p.2-
10
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抄録 |
神経線維腫症1型患者(NF1)で、頸部神経鞘腫術後の皮弁移植形成術後20年目に特発性に血腫を生じ、経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)によって出血コントロールを得られた一例を経験したので報告する。症例は60 代女性で、右後頭部腫脹のため近医を受診し、精査にて活動性出血を伴う皮下血腫と貧血、臨床的にショックバイタルが判明したため当院へ救急搬送された。転院当日に主要な出血源である右後頭動脈に対しTAE が行われた。右顔面動脈領域にも少量のextravasation が認められたが、皮弁の虚血リスクを考慮し、顔面動脈の塞栓は行わずに手技を終了した。しかし翌日に血腫増大を認めたため、右顔面動脈に対するTAEも追加で施行した。術後には皮弁の壊死を認めたが、デブリードマンを繰り返し,同部は肉芽形成が確認されるまでに改善した。NF1の出血に対しては血管脆弱性のため外科的な止血処置が困難な場合もあり,比較的低侵襲で効果的な報告が近年増加しているTAEが適応となる場合も多い。皮弁形成部分に対するTAEは塞栓範囲の決定が非常に難し
いが、本症例からは複数科と協議の上で皮弁形成部の壊死をどの程度まで許容して,出血コントロールを優先するかを決定する事も重要であると考える。 |
キーワード |
神経線維腫症1型 |
特発性出血 |
頸部皮弁 |
血管内治療 |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
著者版フラグ |
publisher |
Index |
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