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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID N704460003
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Last updated : Dec 2, 2013
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タイトル 熱中症III度に対するウォーターパッド加温装置コントロールユニット(Arctic Sun体温管理システム)の活用
著者
稲垣, 泰好 (Inagaki, Yasuyoshi)
赤坂, 伸之 (Akasaka, Nobuyuki)
丹保, 亜希仁 (Tampo, Akihito)
川田, 大輔 (Kawata, Daisuke)
鈴木, 昭広 (Suzuki, Akihiro)
高畑, 治 (Takahata, Osamu)
藤田, 智 (Fujita. Satoshi)
岩崎, 寛 (Iwasaki, Hiroshi)
上位タイトル
臨床体温 Vol.30, No.1  (2012. 12) ,p.13- 17
識別番号
医中誌ID 2013367839
抄録 熱中症III度に対してウォーターパッド加温装置コントロールユニット(Arctic Sun体温管理システム、Arctic Sun Temperature Management System:ASTMS)を用いて冷却を行った一症例を経験した。症例は58歳の男性。農作業中に意識消失した。Japan Coma Scale(JCS)300、腋下温42.0℃、けいれん重積状態であった。近医に搬送され、熱中症III度の診断で当院へ転院となった。ICUでASTMSを用いて冷却を開始したところ、42℃から38℃に体温下げることに3時間を要した。しかし、急速に進行するDICとなり治療に反応せずに救命することができなかった。救命できなかった原因は42℃を超える高体温が続いているのにもかかわらず、転院までの約2時間に有効な冷却がなされなかったことが挙げられる。ASTMSは非侵襲的で簡易な装置であり、冷却効率も良いため、熱中症における冷却方法として推奨される。
キーワード
熱中症
DIC
冷却
Arctic Sun
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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