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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2012361501
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Last updated : Oct 9, 2013
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タイトル 30代で発症した家族性地中海熱の1例
著者
澤田, 潤 (Sawada, Jun)
浅野目, 明日香 (Asanome, Asuka)
遠藤, 寿子 (Endo, Hisako)
齋藤, 司 (Saito, Tsukasa)
片山, 隆行 (Katayama, Takayuki)
長谷部, 直幸 (Hasebe, Naoyuki)
右田, 清志 (Migita, Kiyoshi)
井田, 弘明 (Ida, Hiroaki)
上位タイトル
日本内科学会雑誌 Vol.101, No.8  (2012. 8) ,p.2304- 2306
識別番号
ISSN
0021-5384
医中誌ID 2012361501
抄録 53歳男。35歳頃より月に1日程度37度台の発熱と体幹・関節の疼痛および胸背部や肩関節痛が出現するようになり、続いて腹痛も出現し、発熱の頻度も週に1日程度に増加した。原因の特定のため当科を受診した。CRPの上昇と赤沈亢進以外に異常所見は認めず、周期的発熱に随伴する症状は漿膜炎症状や関節炎症状であったため、自己炎症疾患の可能性を考え遺伝子解析を実施した。家族性地中海熱(FMF)遺伝子のMEFV遺伝子exon 2および10にE148Q/M694Iの変異を認め、FMFと確定診断した。コルヒチン1mg/day内服で発熱はなくなり、体幹や関節の疼痛も消失し炎症反応の上昇も認めなくなったが、コルヒチンによると考えられる肝障害が出現した。コルヒチン1回0.5mg/を週2〜3回の内服に減量したところ、肝障害の改善を認め、発熱、体幹や関節の疼痛悪化もなく経過している。
キーワード
家族性地中海熱、自己炎症疾患、周期熱、成人
注記 著者最終原稿版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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