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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2011259735
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Last updated : Feb 28, 2014
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タイトル 膝関節痛のある高齢者への温罨法による疼痛緩和の効果
著者
細野, 恵子 (Hosono, Keiko)
羽田, 真梨 (Haneda, Mari)
井垣, 通人 (Igaki, Michihito)
上位タイトル
名寄市立大学紀要 Vol.5, (2011. 3) ,p.1- 6
識別番号
ISSN
1881-7440
抄録 本研究の目的は、膝関節に疼痛を自覚する高齢者に蒸気温熱シートによる温罨法を行い、膝関節痛緩和の有効性を検討することである。膝に痛みを自覚しながら 自立した日常生活を送る65歳以上の高齢者を対象に、温熱シートを1日平均8時間、膝関節に7日間継続的に貼用し、膝関節の疼痛の変化を日本版膝関節症機 能評価尺度(JKOM)の使用により測定した。被験者は12名で平均年齢78.6±7.4歳であった。膝の痛み(VAS)の変化は非罨法期 5.50±2.24、罨法期3.71±2.01と、有意な低下(p<0.01)が示された。JKOMの下位4領域のうち、『膝の痛みやこわばり』、 『日常生活の状態』、『ふだんの活動』の下位3領域で有意な低下が示され、『健康状態について』は変化が示されなかった。以上の結果から、蒸気温熱シート による湿熱加温は膝関節痛の緩和に有効であり、高齢者のADLおよびIADLの向上につながることが示唆された。一方、膝関節痛の改善がみられても健康状 態の改善に直結するものではないことも示された。
キーワード
温罨法、膝関節痛、高齢者、JKOM、VAS
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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