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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

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ID 2008321928
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Last updated : Dec 3, 2008
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タイトル 多血症に対する部分交換輸血療法の再評価 生理食塩水と5%アルブミンの比較
著者
中村, 英記 (Nakamura, Eiki)
岡本, 年男 (Okamoto, Toshio)
長屋, 建 (Nagaya, Ken)
林, 時仲 (Hayashi, Tokitsugi)
藤枝, 憲二 (Fujieda, Kenji)
上位タイトル
日本周産期・新生児医学会雑誌 Vol.44, No.3  (2008. 8) ,p.702- 705
識別番号
ISSN
1348-964X
抄録 新生児多血症に対する部分交換輸血療法を再評価するため、従来手技の5%アルブミン液を用いた11例(男6例・女5例:A群)と、最近採用している生理食塩水使用の9例(男6例・女3例:B群)で治療効果を比較した。その結果、治療前の静脈血ヘマトクリット値はA群平均73%、B群73%、治療翌日はそれぞれ57%、58%で、いずれも有意な低下を示し、両群間に有意差はなかった。また追加の部分交換輸血を要した例はなかった。血清総蛋白値は治療前がA群平均5.5g/dl、B群5.3g/dl、治療後はそれぞれ5.3g/dl、5.1g/dl、血清アルブミン値は治療前がA群平均3.3g/dl、B群3.1g/dl、治療後はそれぞれ3.3g/dl、3.0g/dlで、いずれも治療前後で有意な変化はなく、両群間の有意差もなかった。多血症に対する部分交換輸血製剤として、生理食塩水はアルブミンと同等に有効であることが示された。
キーワード
neonatal polycythemia
partial exchange transfusion
isotonic saline
albumin
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ author
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