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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008006119
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Size : 2.7 MB
Last updated : Aug 23, 2010
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タイトル 腟原発の明細胞腺癌の1例
著者
宮川, 博栄 (Miyakawa, Hiroe)
吉田, 英樹 (Yoshida, Hideki)
森, 典久 (Mori, Norihisa)
北村, 晋逸 (Kitamura, Shinitsu)
西山, 徹 (Nishiyama, Toru)
川村, 光弘 (Kawamura, Mitsuhiro)
上位タイトル
名寄市立病院医誌 Vol.15, No.1  (2007. 7) ,p.26- 28
識別番号
ISSN
1340-2749
抄録 57歳女性。1ヵ月前より不正性器出血が出現した。腟鏡診にて右腟壁上部に脆く出血を伴う腫瘤を認めた。子宮腟部および体部細胞診、腟壁腫瘍擦過細胞診を施行し、孤立散在から不規則な配列を呈した集塊で出現する異型細胞および裸核腫瘍細胞を認めた。広く淡明な細胞質を持ち、核は類円形で中心性から偏在性、核形不整で大小不同を呈し、軽度のクロマチン増量を認めた。やや腫大した核小体を有し、硝子様物質も散見された。子宮腟部組織診でno malignancy、腟壁腫瘍生検組織診では典型的なhobnail cellの所見を認め、明細胞腺癌と診断した。精査にて右腟壁腫瘍のほか異常を認めず、子宮腟部および体部細胞診所見は、細胞採取時にcontaminationしたものと判断した。準広汎子宮全摘+両付属器摘出術+直腸腟合併切除+ストーマ造設術を施行し、病理組織所見にて術前の組織診と同様な細胞を確認した。腟傍組織までの浸潤があり、子宮および付属器には悪性細胞は認めず、腟原発の明細胞腺癌stage II期と診断した。術後化学療法を3コース行い、再発徴候なく経過している。
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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