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閲覧数:6166
ID |
2007329127 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
2007329127.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 10.1 MB |
Last updated |
: Sep 8, 2008 |
Downloads |
: 2096 |
Total downloads since Sep 8, 2008 : 2096
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タイトル |
Date Rape Drugと健忘
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著者 |
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上位タイトル |
旭川医科大学研究フォーラム
Vol.7,
No.1
(2006.
12)
,p.2-
12
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識別番号 |
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抄録 |
近年、犯罪を容易に行う為に医薬品を用いるという傾向が世界的拡がりを見せている。薬の作用によって、被害者は犯罪から逃れられず、また被害時の記憶がないという事態が生じる。その様な事例として、海外ではベンゾジアゼピン系薬物、アルコール、γ-ヒドロキシ酪酸、ケタミン等が「デートレイプドラッグ」として有名である。これらの薬物は性犯罪のみならず、強盗や傷害にも使用され、被害者の性別を問わないのが現状である。特に、アルコールとベンゾジアゼピン系薬物の併用では健忘が高頻度に生じることが知られている。日本での乱用は、この組み合わせが主流である。我々は、アルコールとベンゾジアゼピン系薬物によってラット健忘モデルを作成し、海馬プレシナプスにおけるグルタミン酸伝達と記憶障害の程度をin vivoで検討した。空間認知記憶障害はモーリス水迷路試験で評価した。薬物投与時、海馬におけるグルタミン酸伝達の減少と空間認知記憶障害の程度には、強い相関関係が認められた(r=0.990)。従って、海馬外側部のグルタミン酸伝達の減少が、アルコールとベンゾジアゼピン系薬物によって生じる空間認知記憶障害の原因であることを強く示唆した。 |
キーワード |
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注記 |
出版社版 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
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