AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:2593
ID 2007010538
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2007010538.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 482.7 KB
Last updated : Aug 20, 2008
Downloads : 1031

Total downloads since Aug 20, 2008 : 1031
タイトル 特発性縦隔気腫再発例
著者
岸部, 幹 (Kishibe, Kan)
吉野, 和美 (Yoshino, Kazumi)
和田, 哲治 (Wada, Tetsuji)
金井, 直樹 (Kanai, Naoki)
原渕, 保明 (Harabuchi, Yasuaki)
上位タイトル
耳鼻咽喉科臨床 Vol.99, No.9  (2006. 9) ,p.795- 800
識別番号
ISSN
0032-6313
抄録 17歳男、前胸部痛、呼吸困難感を主訴とした。40〜60本/日の喫煙習慣があった。身長166cm、BMI 17.4であり、右側頸部に握雪感を伴う皮下気腫を認めた。胸部単純X線にて右鎖骨上窩の皮下気腫像を、頸・胸部CTにて右咽頭外側面〜胸鎖乳突筋裏面〜気管分岐部に気腫像を認めた。予防的にセフォペラゾンナトリウム:スルパクタムナトリウム合剤を開始したところ、前頸部から胸部の痛みは発症後2日で消失し、皮下気腫像は発症後6日目に消失した。食道造影、気管支ファイバーで異常はなく、特発性縦隔気腫と診断した。退院後43日目、誘引なく左頸部疼痛と呼吸困難感を認め、咳が多かった。CTにて左頸動脈間隙から胸鎖乳突筋裏面、鎖骨上窩、胸骨裏面、気管分岐部周囲、腹部大動脈周囲に気腫を認めた。後頸部から硬膜外ブピバカイン持続注入を開始したところ、翌日には疼痛、咳が消失した。また、セフォペラゾンナトリウム:スルパクタムナトリウムを7日間点滴した。気腫は消失し、禁煙を勧めて退院となった。以後、再発は認めなかった。
キーワード
spontaneous mediastinal emphysema、recurrence、cervical emphysema
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム