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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2006085118
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Last updated : May 28, 2014
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タイトル 光線力学的治療時の蛍光気管支鏡併用の試み
著者
中西, 京子 (Nakanishi, Kyoko)
大崎, 能伸 (Ohsaki, Yoshinobu)
栗原, 真紀 (Kurihara, Maki)
中尾, 祥子 (Nakao, Shoko)
豊嶋, 恵理 (Toyoshima, Eri)
高橋, 啓 (Takahashi, Toru)
長内, 忍 (Osanai, Shinobu)
中野, 均 (Nakano, Hitoshi)
菊池, 健次郎 (Kikuchi, Kenjiro)
竹山, 周良 (Takeyama, Kaneyoshi)
中島, 進 (Nakajima, Susumu)
上位タイトル
気管支学 Vol.27, No.8  (2005. 12) ,p.576- 579
識別番号
ISSN
0287-2137
医中誌ID 2006085118
抄録 背景.1999年以降の光線力学的治療(PDT)症例に対し治療前の蛍光気管支鏡(PDD)を併用し,病変範囲や多発病変の確認を行ってきた.目的.中枢型早期肺癌に対するPDT時のPDD併用の有用性を検討した.対象と方法.1999年から2004年にPDTを行った12症例に,治療直前のPDDを行った(後期群).病変部の赤色蛍光範囲を観察し,レーザーの照射法を再検討して治療した.PDDを併用しなかったPDT群のCR率および再発率と比較した.強い赤色蛍光を発生する部位の気管支生検・迅速細胞診を行い,病理学的に検討した.治療後も同部位について病理学的に経過を観察した.これらの結果を1982年から1993年のPDT症例(前期群)と比較した.結果.後期群では12症例,33部位のPDTを行った.14部位でPDDの所見を参考にレーザー照射法の設定を行った.CR率は88%,再発率は12%であった.PDDを併用しなかった前期群に比べCR率は上昇し,再発率は低下した.強い赤色蛍光を呈した23部位を気管支生検した.その内の1部位で迅速細胞診を行った.生検を行った23部位中6部位が新たに扁平上皮癌と診断された.その内,迅速細胞診でも扁平上皮癌と診断された1病変と主病変の近傍であった1病変は,一期的に治療を行った.3部位は後日PDTを行い治癒を得た.1病変は経過観察中に異常細胞がみられなくなった.考察.PDT時のPDD併用により,レーザー照射法の選択や他病変の発見率が改善しPDTの治癒率が上昇することが示唆された
キーワード
中枢型早期肺癌、光線力学的治療、蛍光気管支鏡、光線力学的診断
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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