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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2004159560
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Last updated : May 27, 2011
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タイトル 染毛剤による頭部接触皮膚炎に引き続き四肢に扁平苔癬が出現した1例
著者
坂井, 博之 (Sakai, Hiroyuki)
芝木, 光 (Shibaki, Hikaru)
小松, 成綱 (Komatsu, Shigetsuna)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
日本皮膚アレルギー学会雑誌 Vol.11, No.3  (2003. 9) ,p.140- 144
識別番号
ISSN
0919-679X
抄録 49歳男.1年前から使用していた頭髪染毛剤を使用したところ,頭部,次いで四肢に痒みを伴う皮疹が出現した.染毛剤による接触皮膚炎と自家感作性皮膚炎の臨床診断で抗アレルギー剤内服とステロイド外用剤による治療を開始した.時間の経過とともに四肢の皮疹が典型的な扁平苔癬となってきたため,皮膚生検を施行した.初診から45日目,皮膚生検施行時には頭部の皮疹は治癒していた.両手背に紫紅色の色調を帯びた小豆大の扁平隆起性の多角形丘疹が少数散在していた.両下腿には母指頭大までの癒合傾向のない紅褐色の扁平丘疹が多数認められた.右下腿の丘疹を生検した.過角化と巣状の顆粒層肥厚を伴った表皮肥厚があり,基底層は液状変性を示し,全体として鋸歯状構築を呈していた.真皮乳頭層には帯状の単核球からなる密な細胞浸潤を認め,colloid body,組織学的色素失調も伴い典型的な扁平苔癬であった.四肢の扁平苔癬はステロイド外用により次第に消褪し色素沈着を残して治癒した.その後,再発は認めない.自験例における頭部の接触皮膚炎と四肢の扁平苔癬は何らかの関連を有する皮膚症状と考えられた
キーワード
para-phenylenediamine(PPDA)、扁平苔癬、パッチテスト
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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