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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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Last updated : Sep 16, 2010
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タイトル 旋毛虫感染マウスの治療におけるMebendazoleの投薬法の検討
著者
中尾, 稔 (Nakao, Minoru)
中谷, 和宏 (Nakaya, Kazuhiro)
久津見, 晴彦 (Kutsumi, Haruhiko)
上位タイトル
寄生虫学雑誌 Vol.35, No.3  (1986. 6) ,p.201- 208
識別番号
ISSN
0021-5171
抄録 旋毛虫(USA系)を300匹感染させたマウス(ICR系,雄,6週齢)をモデルとしてMebendazoleの投薬量,投薬回数,駆虫効果,副作用について検討した.Mebendazoleは原末を使用し,0.01%Cremophor(R) ELに所定量を懸濁して経口投薬した.成虫類はBaermann法で,幼虫数は筋肉消化法で算定した.腸管期または被嚢期に300, 180, 60, 30, 6 mg/kgの1回投薬と50, 30, 10, 5, 1 mg/kgの6日間連続投薬(総投薬量300, 180, 60, 30, 6 mg/kg)を行ない,成虫と幼虫に対する駆虫効果を比較した.成虫に対して1回投薬では300 mg/kgでも駆虫率は84.2%であったが,6日間連続投薬では総合投薬量60 mg/kgが90%以上の駆虫率を示す最低投薬量であった.幼虫に対して90%以上の駆虫率を示す最低投薬量は1回投薬では300 mg/kg, 6日間連続投薬では総投薬量60 mg/kgであった.6日間連続投薬が1回投薬よりも優れた駆虫効果を示した.駆虫率をプロビット変換して総投薬量のED50を計算すると,成虫に対するED50は1回投薬では32.4 mg/kg, 6日間連続投薬では4.3 mg/kgであり,成虫に対するED50は1回投薬では36.9 mg/kg, 6日間連続投薬では13.3 mg/kgであった.腸管期の治療群では副作用は全くみられなかったが,被嚢期の治療群では投薬量や投薬回数に関わらず,駆虫効果のみられた群に著明な体重減少がみられた
キーワード
Trichinella spiralis、mouse、mebendazole
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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