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閲覧数:2305
ID |
2017070502 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
2017070502.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 5.8 MB |
Last updated |
: Jul 5, 2017 |
Downloads |
: 1215 |
Total downloads since Jul 5, 2017 : 1215
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タイトル |
都市部の過疎地域における住民ニーズ調査(第2報)-住民の子育てに対する意識と大学生の訪問調査の学び-
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著者 |
塩川, 幸子
(Shiokawa, Sachiko)
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上位タイトル |
北海道地域福祉研究
Vol.19,
(2016.
3)
,p.106-
115
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識別番号 |
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抄録 |
都市部の過疎地域における住民の子育てに対する意識を明らかにし、まちづくりの方策を検討するとともに調査員となった大学生の学びから若者の地域活動の意義を考察した。住民ニーズ調査は質問紙と訪問調査を2段階で実施したが、本稿では訪問調査を中心に報告する。大学生が96世帯104名を訪問した。訪問記録の分析から子育てに対する意識として、【子どもが少ない環境での子育ての良さと危惧】、【過疎地域の子育てを支えるために必要な資源】、【まちぐるみで助け合う子育て意識の醸成】、【過疎地域の人口流出への嘆き】の4カテゴリーを生成した。また、大学生の学びとして、【一人ひとりの生活をみつめる姿勢】、【過疎地域の特性と問題点】、【まちづくり参画の多様性】、【若者ができること】など7カテゴリーが生成された。
住民は過疎地域の子育てに良さと危惧を持ち、資源不足を感じていた。都市は資源が多く、都市の中にも必ずある過疎地域の問題は埋もれることが懸念される。都市部の過疎地域には自然環境を活かした子育て、保育ニーズへの対応、高齢者が子育てを支える存在となる意識の醸成、子どもの可能性を広げる場の確保が必要であり、都市への近さを活かした地区間の住み家の循環と新たなコミュニティの互助の再構築も期待される。さらに、調査に参加した大学生と住民の異世代・世代間交流が地域の活性化につながり、大学という資源を活かした若者のまちづくり参画の可能性も示唆された。 |
キーワード |
過疎地域 |
住民ニーズ |
子育て |
意識 |
ソーシャル・キャピタル |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
著者版フラグ |
publisher |
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