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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010147344
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Last updated : Jul 5, 2010
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タイトル 肩こり女性の肩甲部蒸気加温における温熱効果
著者
南山, 祥子 (Minamiyama Shoko)
岩元, 純 (Iwamoto, Jun)
上位タイトル
名寄市立大学紀要 Vol.4, (2010. 3) ,p.27- 34
識別番号
ISSN
1881-7440
抄録 本研究は、蒸気温熱シートを用いて、肩甲部皮膚加温による血流増加効果と温熱感覚への効果を観察し、併せて血流変化が肩こりの自覚症状にどのような影響を与えるかを検討した。被験者は肩こりを自覚する健康な女性8名で、座位にて10分間安静の後、蒸気温熱シートを肩甲部に30分間貼付し、除去後20分間安静を保った。加温によって肩甲部皮膚温は、33.2℃から42.9℃に上昇し、皮膚血流と僧帽筋血流も有意に増加した。温熱感覚尺度は高い得点を示し、肩こりの指標である「こり」と「はり」は有意に低下した。「痛み」は緩和傾向にあるものの有意差は検出できなかった。皮膚血流と筋血流の増加は、痛みの緩和に対して有意な相関を示した。また、筋血流増加は「こり」の緩和と相関し、皮膚血流増加は「はり」の緩和と相関した。この結果から、肩こりの主要症状である「こり」と「はり」は、異なった発生メカニズムによって生じる独立した症状であることが示唆された。
キーワード
肩こり、温罨法、皮膚血流、筋血流
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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