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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 322200009
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Last updated : May 31, 2016
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タイトル 斜視手術後1年間で眼位が著明に改善した甲状腺眼症の1例
著者
西川, 典子 (Nishikawa, Noriko)
伊藤, はる奈 (Ito, Haruna)
横田, 陽匡 (Yokota, Harumasa)
野村, 研一郎 (Nomura, Kenichiro)
吉田, 晃敏 (Yoshida, Akitoshi)
上位タイトル
眼科臨床紀要 Vol.9, No.3  (2016. 3) ,p.258- 263
識別番号
ISSN
1882-5176
医中誌ID 2016208714
抄録 背景:甲状腺眼症の斜視手術では、矯正効果の予測が難しく、また術後に晩期過矯正として眼位変化をきたす場合があることが知られている。今回我々は、斜視手術後に残存した内斜視が1年間の観察中に著明に変化し、最終的に眼位が改善した甲状腺眼症の1例を経験したので報告する。症例:52歳女性。甲状腺視神経症のため両側に内視鏡的眼窩減圧術が施行され、その後内斜視が悪化した。斜視角は遠見105ΔET、近見90ΔETであった。手術は両眼内直筋後転術8mmを施行した。術後1ヵ月の眼位は遠見50ΔET、近見50ΔETと斜視は大きく残存し複視を訴えたが、その後経時的に斜視角が減少し、術後12ヵ月で遠見2ΔEP、近見4ΔEPとなった。結論:本症例の著明な眼位変化は、拮抗筋も含めた外眼筋の伸縮性の変化によるものと推測した。甲状腺眼症の斜視手術における治療効果判定には長期の経過観察が必要であると考えられた。
キーワード
甲状腺眼症
内斜視
晩期過矯正
眼窩減圧術
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
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