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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2015170533
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タイトル 腎移植または血液透析導入を契機に糖尿病黄斑浮腫が改善した5症例
著者
石羽澤, 明弘 (Ishibazawa, Akihiro)
長岡, 泰司 (Nagaoka, Taiji)
横田, 陽匡 (Yokota, Harumasa)
高橋, 淳士 (Takahashi, Atsushi)
南, 喜郎 (Minami, Yoshiro)
吉田, 晃敏 (Yoshida, Akitoshi)
上位タイトル
あたらしい眼科 Vol.32, No.2  (2015. 2) ,p.279- 285
識別番号
ISSN
0910-1810
医中誌ID 2015170533
抄録 目的:糖尿病性腎症による末期腎不全を合併した糖尿病黄斑浮腫(DME)が、腎移植または血液透析の導入で改善した5症例を経験したので報告する。症例:腎移植となった症例は43歳、男性。DMEに両眼トリアムシノロンTenon嚢下注(STTA)、左眼bevacizumab硝子体注(IVB)施行したが著効せず、中心窩網膜厚(CMT)は右眼464μm、左眼394μm、小数視力は右眼(0.2)、左眼(0.5)であった。生体腎移植が施行され、全身の溢水状態は改善し、体重は20kg減少した。腎移植3ヵ月後、CMTは右眼275μm、左眼285μmに減少し、視力は両眼(0.8)へ改善した。血液透析が導入された4例(平均年齢62.8歳)では、5眼でDMEを認めた。嚢胞様黄斑浮腫(CME)、漿液性網膜剥離(SRD)をそれぞれ4眼で認めた。2眼でSTTA施行、1眼でIVB施行されたが、著効は示さず、透析導入前の平均CMTは550.8μmであった。透析導入後、平均4.6ヵ月で全例にDMEの改善が認められ、CME、SRDも全例で消失した。透析導入後の平均CMTは298.6μmであった。結論:腎移植や血液透析による全身溢水状態の改善が、DMEの改善にも繋がることが示唆された。
キーワード
糖尿病黄斑浮腫
糖尿病網膜症
糖尿病性腎症
腎移植
血液透析
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
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