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閲覧数:857
ID |
2014028340 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
2014028340.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 3.8 MB |
Last updated |
: Apr 26, 2016 |
Downloads |
: 576 |
Total downloads since Apr 26, 2016 : 576
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タイトル |
遠隔医療システムを活用した眼科術後管理の有用性
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著者 |
木ノ内, 玲子
(Kinouchi, Reiko)
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吉田, 晃敏
(Yoshida, Akitoshi)
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上位タイトル |
日本遠隔医療学会雑誌
Vol.90,
No.1
(2013.
5)
,p.33-
38
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識別番号 |
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抄録 |
旭川医科大学では患者や医師の負担軽減、地域間の医療格差を補うことを目的として遠隔医療に取り組んでいる。今回眼科領域の緑内障手術(濾過手術)の術後管理に、遠隔医療システムを用いた診療連携(以下、遠隔診療)を行った場合の有効性と課題を検討した。旭川医科大学病院眼科(以下、当科)で手術を行った24例を対象とし、手術後は診療情報共有システムおよびリアルタイム動画像伝送システムを併用して当科主治医と地方の紹介元医師が連携して診療を継続し、退院後6ヵ月後の経過を検討した。また患者と地方の医師にアンケート調査を行い、術後遠隔診療について回答を求めた。術後6ヵ月での眼圧は11.0±2.8mmHg(平均±標準偏差、7~18mmHg)、眼圧下降率は64.0±11.9%(47.4~87.1%)と良好な眼圧下降が得られ、経過中全例で重篤な合併症を認めなかった。当科への受診回数は総受診回数の13.8%に抑制された。患者14例(58.3%)から回答を得たアンケート結果では、遠隔診療での医師の話がよくわかったとの回答が93%、遠隔診察を今後も希望されるとの回答が100%全員であった。遠隔診察を希望される理由としては執刀医に診てもらえる57%、通院負担の軽減22%などの回答があり、患者への有用性は高いと考えられた。紹介元の医師へのアンケート結果では、遠隔診療での診療・説明は理解でき、今後も患者に勧めようと思う、術後管理に遠隔診療を併用することは有効と思うと全員が回答した。地方の医師側の利点として、支援による診療負担の軽減、地元での診療継続、医師のスキルアップの効果が期待できるが、課題としてスケジュール調整やインセンティブ付与の充実が挙げられた。 |
キーワード |
telemedicine system |
ophthalmology |
glaucoma surgery(trabeclectomy) |
postoperative |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
著者版フラグ |
publisher |
Index |
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