AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1300
ID 2013286296
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2013286296.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 4.6 MB
Last updated : Oct 18, 2013
Downloads : 2851

Total downloads since Oct 18, 2013 : 2851
タイトル 【てんかんと睡眠】 てんかんにみられる睡眠構造の異常
著者
松田, 美夏 (Matsuda, Mika)
八木, 朝子 (Yagi, Tomoko)
千葉, 茂 (Chiba, Shigeru)
上位タイトル
睡眠医療 Vol.7, No.2  (2013. 6) ,p.179- 183
識別番号
ISSN
1882-2096
医中誌ID 2013286296
抄録 てんかん患者の終夜ポリソムノグラフィ(polysomnography:PSG)所見を検討すると、睡眠効率や睡眠の質が低下していることが報告されている。全般てんかんを代表する若年ミオクロニーてんかんでは、健常者群と比較し、睡眠効率が有意に低く、また、睡眠段階2が有意に増加している。部分てんかんを代表する側頭葉てんかんでは、睡眠効率が有意に低く、また、中途覚醒が有意に増加している。Cyclic Alternating Pattern(CAP)とは、1晩のNREM睡眠中にみられる周期性脳波パタンであり、睡眠の不安定性を示す現象として知られている。てんかん患者の夜間睡眠のCAPの出現率を検討した報告は少ないが、全般てんかんであるLennox-Gastaut症候群のCAP率は68%であり、健常者群と比較して有意に高い。また、部分てんかんである夜間前頭葉てんかんのCAP率は72%であり、健常者群と比較して有意に高い。てんかん患者の睡眠構造はてんかん性病態と密接に関連して変容していることから、てんかん患者のPSG所見のさらなる研究が必要である。
キーワード
てんかん、睡眠、睡眠構造、てんかん性放電、Cyclic Alternating Pattern
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム