AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:976
ID 2013217432
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2013217432.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 2.9 MB
Last updated : Jun 26, 2014
Downloads : 406

Total downloads since Jun 26, 2014 : 406
タイトル 二度の手術を要した胃全摘後Roux-en-Y吻合部逆行性腸重積の1例
著者
北, 健吾 (Kita, Kengo)
矢吹, 英彦 (Yabuki, Hidehiko)
稲葉, 聡 (Inaba, Satoshi)
小原, 啓 (Ohara, Kei)
庄中, 達也 (Syounaka, Tatsuya)
渡邊, 賢二 (Watanabe, Kenji)
上位タイトル
日本臨床外科学会雑誌 Vol.74, No.2  (2013. 2) ,p.391- 395
識別番号
ISSN
1345-2843
医中誌ID 2013217432
抄録 症例は76歳男性で,54歳時に胃癌にて胃全摘(Roux-en-Y再建).75歳時突然の上腹部痛にて受診した.CTでは上腹部の拡張腸管内に同心円状層状構造の腫瘤像を認め,イレウス管造影ではY吻合部でカニ爪様の途絶を認めた.腸重積による腸閉塞を疑い開腹した.Y吻合部より肛門側の空腸が逆行性に重積していた.整復し空腸を一部切除した.先進部分に異常は認めなかった.1年後,同様に突然の上腹部痛にて受診した.CTより腸重積症の再発と診断し開腹した.Y吻合部の逆行性腸重積症であり,Y吻合部を含めて空腸を切除,再吻合した.以後再々発は認めていない.胃切除後の腸重積症は突然の上腹部痛,嘔吐で発症し,CTでは層状構造の腫瘤像が特徴的である.先進部腸管の異常を認めることはまれで,機械的因子や機能的因子が原因として推測される.胃切除後の腸重積症はまれではあるが,術後腸閉塞の原因疾患の一つとして念頭に置く必要がある.
キーワード
胃全摘、Roux-en-Y再建、腸重積
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム