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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2013039132
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Last updated : Sep 19, 2013
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タイトル α1遮断薬投与中の前立腺肥大症患者に対するデュタステリド追加投与の効果 特に過活動膀胱の改善について
著者
和田, 直樹 (Wada, Naoki)
橋爪, 和純 (Hashidume, Kazumi)
玉木, 岳 (Tamaki, Gaku)
北, 雅史 (Kita, Masafumi)
岩田, 達也 (Iwata, Tatsuya)
松本, 成史 (Matsumoto, Seiji)
柿崎, 秀宏 (Kakizaki, Hidehiro)
上位タイトル
泌尿器科紀要 Vol.58, No.9  (2012. 9) ,p.475- 480
識別番号
ISSN
0018-1994
抄録 何らかのα1遮断薬を3ヵ月以上服用し、かつ抗コリン薬を服用していない前立腺体積が30ml以上の患者でIPSSが8点もしくはQOLインデックスが3点以上の患者72名を対象に、α1遮断薬で十分効果が得られていない前立腺肥大症(BPH)患者に対するデュタステリドの追加投与が切迫性尿失禁を含めた過活動膀胱(OAB)の改善に寄与するか検討した。患者は51〜92歳、平均74.9歳で、非OAB患者25名、OAB患者47名、投与されていたα1遮断薬はシロドシン48名、タムスロシン14名、ナフトピジル10名であった。デュタステリド投与前の各スコアはIPSSが17.2、排尿症状スコア9.3、蓄尿症状スコア7.8、QOLインデックス4.4、OABSS6.9であった。デュタステリド投与後12週でIPSS、排尿症状スコア、蓄尿症状スコアおよびQOLインデックスは投与前と比べ有意に改善し、24週後ではそれぞれ、平均で4.2、2.2、1.9、0.8の改善が認められた。OABSSはデュタステリド投与後、24週後で有意な改善が認められた。非OAB患者ではOABSS、OABSSの各スコアの変化を認めず、OAB患者では12週後から投与前に比べOABSSの有意な改善を認め、24週後で平均1.9の改善が認められた。
キーワード
Dutasteride、BPH、overactive bladder
注記 著者最終原稿版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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