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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2012360902
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Last updated : Jun 18, 2014
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タイトル 腸閉塞を呈した小腸血管腫の1例
著者
宮本, 正之 (Miyamoto, Masashi)
山本, 康弘 (Yamamoto, Yasuhiro)
鈴木, 和香子 (Suzuki, Wakako)
岡村, 幹郎 (Okamura, Mikio)
河野, 透 (Kono, Toru)
古川, 博之 (Furukawa, Hiroyuki)
上位タイトル
日本臨床外科学会雑誌 Vol.73, No.7  (2012. 7) ,p.1705- 1709
識別番号
ISSN
1345-2843
医中誌ID 2012360902
抄録 症例は61歳,女性.本年4月,全身倦怠感を主訴に当院内科を受診し,貧血と便潜血陽性を認めたため消化管精査目的に入院となった.入院後,腸閉塞症状が出現し,CTにて左下腹部に腫瘤像と口側小腸の拡張を認め,小腸腫瘍によるイレウスの診断で当科紹介となり手術を施行した.術中所見では,直径7×4cmの壁外性に発育する小腸腫瘍を認め小腸部分切除を行った.病理組織学的には小腸海綿状血管腫の診断で,粘膜下での血管腫の破綻による慢性的出血と血腫形成があり,それに対する肉芽反応と線維化が生じた病変と思われた.血管腫は全消化管腫瘍の0.05%,小腸良性腫瘍の7〜11%を占めるまれな疾患で,消化管出血を主訴に発見されることが多く,腸閉塞に至った症例の報告はない.治療は外科的切除が第一選択とされている.今回われわれは貧血を主訴とし腸閉塞症状を呈した小腸血管腫の1例を経験したので報告する.
キーワード
小腸血管腫、海綿状血管腫、腸閉塞
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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