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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2012087498
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Last updated : Aug 22, 2012
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タイトル 膜性増殖性糸球体腎炎の治療中、尿中遊離コルチゾール測定によりステロイド薬の吸収を評価し得た短腸症候群の1例
著者
高橋, 弘典 (Takahashi, Hironori)
鈴木, 滋 (Suzuki, Shigeru)
松尾, 公美浩 (Matsuo, Kumihiro)
棚橋, 祐典 (Tanahashi, Yusuke)
佐々木, 聡 (Sasaki, Satoshi)
上位タイトル
日本小児腎臓病学会雑誌 Vol.24, No.2  (2011. 11) ,p.241- 245
識別番号
ISSN
0915-2245
抄録 症例は19歳女性。新生児期、腸回転異常症に対し空腸回腸吻合術が施行され、残存小腸6cmの短腸症候群を生じたため、乳児期より在宅中心静脈栄養管理が行われていた。19歳時に全身倦怠感と浮腫、蛋白尿・血尿、低補体血症が出現し、腎生検により膜性増殖性糸球体腎炎と診断された。本腎炎に対するステロイド隔日治療開始にあたり、短腸症候群による吸収障害を考慮し、一定期間プレドニゾロン(PSL)経静脈投与を施行後、内服投与に変更した。吸収効率を評価するために測定した尿中遊離コルチゾール値は、投与日にPSLとの交差を反映し高値を、非投与日に副腎皮質機能抑制により低値を示し、その変動パターンには投与法による差異が認められなかった。以上から短腸症候群を有する本症例においては、経口PSL治療が可能であると判断した。また、内因性ステロイドホルモン分泌の指標となる尿中遊離コルチゾール測定は、ステロイド治療中の副腎機能評価に有用であると考えられた。
キーワード
短腸症候群、膜性増殖性糸球体腎炎、尿中遊離コルチゾール
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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