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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2011333003
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Size : 6.6 MB
Last updated : Aug 13, 2012
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タイトル Rasmussen脳炎の14歳女児例 機能的半球離断術後4年間の経過
著者
高橋, 悟 (Takahashi, Satoru)
松本, 直也 (Matsumoto, Naoya)
佐々木, 彰 (Sasaki, Akira)
荒木, 章子 (Araki, Akiko)
田中, 肇 (Tanaka, Hajime)
宮本, 晶恵 (Miyamoto, Akie)
梶野, 真弓 (Kajino, Mayumi)
沖, 潤一 (Oki, Junichi)
小国, 弘量 (Oguni, Hirokazu)
上位タイトル
てんかんをめぐって Vol.29, (2011. 3) ,p.30- 37
識別番号
ISSN
1349-3078
抄録 14歳女子。成長、発達の経過に異常はなかった。学校で急に動きが止まり、意識消失する発作があり、救急搬送された。傾眠傾向を示す軽度の意識障害が持続し、脳波検査では右半球に高振幅徐波を認めた。初回発作から1年10ヵ月後、左上下肢に間代性けいれんが出現した。種々の抗けいれん薬を用いた治療は効果がなく、持続性部分てんかん(EPC)を生じた。右大脳半球の萎縮が出現し、EPC発症2ヵ月後には左片麻痺がみられた。Rasmussen脳炎と診断し、ガンマグロブリン療法、ステロイドパルス療法を試みたが、効果は一時的であった。EPC発症9ヵ月後に、右大脳半球の機能的半球離断術を施行した。けいれん発作は消失していたが発作性に嘔気・嘔吐が出現する自律神経発作が再燃した。右側頭葉の離断が不完全であったと考え、右側頭葉の焦点切除術を追加した。以後、けいれん発作の再燃はなく、全ての抗けいれん薬を中止することができた。
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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