AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1063
ID 2011192260
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2011192260.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 1.8 MB
Last updated : Aug 29, 2012
Downloads : 461

Total downloads since Aug 29, 2012 : 461
タイトル 扁桃の免疫機能と病態 扁桃を中心としたIgA腎症の病態解明
著者
高原, 幹 (Takahara, Miki)
上位タイトル
小児耳鼻咽喉科 Vol.31, No.3  (2010. 12) ,p.233- 237
識別番号
ISSN
0919-5858
抄録 小児IgA腎症における扁桃摘出術(+ステロイドパルス療法)の有効性は成人と同様に高いと考えられるが,残念ながらあまり浸透していない。その一つの理由として,扁桃とIgA腎症の関係を証明する基礎的な背景が十分に理解されていないことが挙げられる。我々の研究結果から,IgA腎症の扁桃では常在菌の菌体やDNAに対する過剰免疫応答が存在し,その結果,IFN-γやBAFF(B cell activating factor)を介した扁桃B細胞によるIgAの過剰産生とケモカイン・ケモカインレセプターを介したTCR Vβ6,CXCR3陽性扁桃T細胞の腎へのホーミングが病因に関与している可能性が示唆された。これらの知見がさらに発展し,その全貌が明らかになることで,新たな治療法の開発,他科医師へのより説得力のある啓蒙の一助に繋がれば幸いである。
キーワード
小児IgA腎症、扁桃摘出術、BAFF(B cell activating factor)、TCR、Vβ6、CXCR3
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム