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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2011100757
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Last updated : Sep 21, 2012
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タイトル ホジキンリンパ腫の同時性合併を認めたキャッスルマン病
著者
進藤, 基博 (Shindo, Motohiro)
佐藤, 一也 (Sato, Kazuya)
稲村, 純季 (Inamura, Junki)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.20, No.1  (2010. 6) ,p.42- 46
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 42歳男性,右頸部リンパ節腫大を自覚し受診。初診時血液検査では,可溶性インターロイキン2受容体,CRPおよびインターロイキン6(IL6)の高値を認めた。FDG-PET/CTでは右頸部から鎖骨上窩に多発・連続するリンパ節腫大のほか,椎体・腸骨へのFDG異常集積像も認めた。生検では,散在するKi-1陽性の典型的なHodgkin-Reed-Sternberg細胞と背景の炎症細胞浸潤を認め,混合細胞型古典的Hodgkin lymphoma(HL)と診断。さらに同一節リンパ組織内に,周囲が多数の形質細胞(PC)に取り囲まれた過形成濾胞胚中心の所見を認め,HLに同時合併したPC型のCastleman's disease(CD)症例と考えた。6サイクルのABVd療法でリンパ節腫大の消失とIL6の正常化も認めHL,CDとも完全寛解を維持している。HLとCDの同時合併例は過去に14例の報告と稀ではあるが,その殆どが自験例と同じPC型であった。また本例はその合併機序にIL6の関与が推察される興味深い1例であり,文献的考察を含めて報告する。
キーワード
ホジキンリンパ腫、キャッスルマン病、同時合併、IL6
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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