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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2011100756
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Size : 10.5 MB
Last updated : Sep 21, 2012
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タイトル 脾臓破裂にて診断に到り、同種末梢血幹細胞移植を施行した肝脾T細胞リンパ腫の1例
著者
進藤, 基博 (Shindo, Motohiro)
佐藤, 一也 (Sato, Kazuya)
井内, 康之 (Iuchi, Yasuyuki)
杉山, 絢子 (Sugiyama, Junko)
稲村, 純季 (Inamura, Junki)
細木, 卓明 (Hosoki, Takaaki)
生田, 克哉 (Ikuta, Katsuya)
鳥本, 悦宏 (Torimoto, Yoshihiro)
高後, 裕 (Kohgo, Yutaka)
柳田, 尚之 (Yanagida, Naoyuki)
中野, 詩朗 (Nakano, Shiro)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.20, No.1  (2010. 6) ,p.36- 41
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 20歳女性。2005年3月から左季肋部痛があり,近医受診。脾腫・血小板低下を認め,4月当科紹介入院となった。腹部CT検査で巨大脾腫を認めるも,肝腫大やリンパ節腫大は認めなかった。骨髄穿刺検査にてリンパ芽球を認めたことより,悪性リンパ腫を疑って待機的に脾臓摘出予定としたが,左季肋部痛の増悪があり,脾臓破裂のため,当院外科にて緊急的に脾摘術を施行し,肝脾T細胞リンパ腫と診断された。CHOP療法施行するも治療抵抗性で,旭川医大病院転院となり,HLA一致の兄から同種末梢血幹細胞移植を施行した。移植後5年以上経過しているが,完全寛解を維持している。肝脾T細胞リンパ腫は若年男性に発症することが多く,生存期間中央値は8〜16ヵ月と予後不良で,通常の化学療法のみでは長期生存は期待できない。本症は,脾臓破裂を来すも脾臓摘出により診断・救命し同種移植により長期生存している貴重な症例であり,報告する。
キーワード
肝脾T細胞リンパ腫、同種造血幹細胞移植、脾臓破裂
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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