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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2011001882
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Size : 6.5 MB
Last updated : May 31, 2011
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タイトル 旭川医大皮膚科における厚さ4mmを超えるthick melanoma 55例の検討
著者
上原, 治朗 (Uehara, Jiro)
伊藤, 康裕 (Ito, Yasuhiro)
藤井, 瑞恵 (Fujii, Mizue)
澁谷, 貴史 (Shibuya, Takashi)
本間, 大 (Honma, Masaru)
高橋, 英俊 (Takahashi, Hidetoshi)
山本明美 (Yamamoto Akemi)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
Skin Cancer Vol.25, No.2  (2010. 9) ,p.189- 194
識別番号
ISSN
0915-3535
抄録 (背景)tumor thicknessが4mmを超える皮膚原発の悪性黒色腫(thick melanoma)は再発転移のリスクが高く予後不良である。現在、化学療法にIFN-βを加えたDAVFeron療法が術後治療として施行されているが、有効性についてのevidenceは少ない。(対象と方法)1978年から2009年まで旭川医科大学皮膚科において診断、治療を受けたthick melanoma患者55例を対象としてretrospectiveにKaplan-Meier法とCox比例ハザードモデルによる生存率解析を行った。(結果)全55症例の5年overall survival(OS)は47.9%であった。IFN-βを加えたDAVF導入以後では5年OS 54.7%、5年disease-free survival(DFS)62.7%で、それ以前と比べ、5年OSで有意に予後の改善が得られた。また多変量解析の結果、IFN-βを加えた治療開始の年代とリンパ節転移の有無が有意差をもって予後因子として抽出された。(考案)当科でのthick melanomaの生命予後は近年改善傾向を示していた。Retrospectiveなケースシリーズ報告であるので、これを以てIFN-βの治療効果を結論することはできないが、今後high risk melanomaにおけるIFN-βの治療効果を再検討し、予後に関する統計情報を整備することが必要と考えた。
キーワード
Thick melanoma、IFN-beta、Prognosis、Adjuvant therapy、DAVFeron
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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