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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010331236
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Last updated : Sep 21, 2012
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タイトル 高血糖負荷は網膜動脈血管内皮機能を障害する
著者
長岡, 泰司 (Nagaoka, Taiji)
十川, 健司 (Sogawa, Kenji)
上位タイトル
医科学応用研究財団研究報告 Vol.27, (2010. 2) ,p.341- 344
識別番号
ISSN
0914-5117
抄録 糖尿病網膜症の発症機序は、これまでの知見から、高血糖によって生じた酸化ストレスが網膜血管内皮機能(以下;内皮機能)障害を引き起こし、網膜血流を減少させる可能性が示唆される。しかしながら、高血糖による内皮機能障害をin vivoで詳しく評価した報告はない。著者等はこれまでに、ネコを用いたin vivoの実験系で、高酸素吸入負荷後の網膜循環動態を評価することが内皮機能評価の指標になりうることを明らかにした。また、ブタを用いたin vitroの実験系で、bradykinin(BK)が血管内皮依存性の血管拡張因子であることを明らかにしてきた。本研究では、ネコに高血糖負荷を行い、内皮機能への影響について検討した。その際、高血糖負荷に加えて高酸素吸入負荷とBKの硝子体注入を別個に行い、どのような影響を及ぼすか調べた。さらに、活性酸素除去剤であるTEMPOLを投与し、活性酸素が内皮機能に与える影響について検討した。その結果、高血糖負荷は濃度依存性に内皮機能を障害し、その機序に酸化ストレスの増加が関与していることが示唆された。
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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