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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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Last updated : Sep 15, 2011
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タイトル 便失禁に対するポリカルボフィルカルシウムの効果
著者
安部, 達也 (Abe, Tatsuya)
佐藤, ゆりか (Sato, Yurika)
鉢呂, 芳一 (Hachiro, Yoshikazu)
國本, 正雄 (Kunimoto, Masao)
上位タイトル
日本大腸肛門病学会雑誌 Vol.63, No.8  (2010. 8) ,p.483- 487
識別番号
ISSN
0047-1801
抄録 便失禁に対するポリカルボフィルカルシウム(CP)の効果について検討した.対象・方法:前治療のないCP単独で治療を開始した便失禁72例(女性46例,年齢中央値74歳)を対象とした.症状は漏出性34例,混合性25例,切迫性8例であった.CPは1日量3.0g(6錠または細粒3.6g)を3回に分けて経口投与した.結果:有効(便失禁スコアが2ポイント以上低下)が34例,著効(同0まで低下)が15例,無効が7例,不明が16例で有効率(有効+著効)は68%であった.効果判定ができた56例の便失禁スコアは治療前の11から5に改善した.各便性,症状,原因別の便失禁スコアもそれぞれ改善した.有害事象は便秘・硬便が7例,腹部膨満感が2例,腹鳴,軟便が各1例であった(有害事象発現率14%).結語:CPは,便失禁の病態の如何にかかわらず効果が期待でき,重篤な副作用もないため,便失禁の基本治療薬に適している.
キーワード
便失禁、ポリカルボフィルカルシウム、薬物療法
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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