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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010290445
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Last updated : Dec 26, 2011
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タイトル 【消化器疾患と漢方】 消化管血流と漢方
著者
河野, 透 (Kono, Toru)
上位タイトル
G.I.Research Vol.18, No.4  (2010. 8) ,p.268- 275
識別番号
ISSN
0918-9408
抄録 漢方は日本の伝統的医学であり、西洋医学と同等に使用できる唯一の医療先進国である。消化器外科領域を中心に大建中湯は臨床で高い実績と信用を得た漢方薬でありながら、薬効発現の本質的な機序が不明であった。大建中湯の腸管血流増加作用を実験的に検証した結果、大建中湯の主要生薬である山椒の主成分hydroxy-α-sanshool、乾姜の主成分6-shogaolが腸管粘膜に作用し神経終末から神経ペプチドcalcitonin gene-related peptide、腸管上皮細胞からアドレノメデュリンという2つの強力な微小血管拡張作用を有するカルシトニンファミリーペプチドを介して作用を発現し、さらに受容体関連因子をも増強させることで腸管血流を増加させることを概説した。また、血流低下が病因論的に関与しているクローン病への大建中湯の応用も、血流改善だけでなくカルシトニンファミリーペプチドによる抗TNF-α抑制効果からその可能性について言及した。
キーワード
大建中湯
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)
アドレノメデュリン
hydoroxy-α-sanshool
6-shogaol
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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