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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010286745
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Last updated : Apr 7, 2011
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タイトル 上顎歯肉に発生した粘液腫の1例
著者
竹川, 政範 (Takekawa, Masanori)
松本, 章 (Matsumoto, Akira)
吉田, 将亜 (Yoshida, Masatsugu)
近藤, 英司 (Kondo, Eiji)
松田, 光悦 (Matsuda, Mitsuyoshi)
三代川, 斉之 (Miyokawa, Naoyuki)
上位タイトル
日本口腔外科学会雑誌 Vol.56, No.6  (2010. 6) ,p.365- 368
識別番号
ISSN
0021-5163
抄録 75歳男。30歳代から右側上顎大臼歯部歯肉の腫瘤に気づいていたが放置していた。約4年前に歯周疾患による右上顎歯 6-7の抜歯を受けた。その後、腫瘤が増大し上顎腫瘍が疑われた。右側上顎臼歯部歯肉に弾性硬・有茎性を呈する20×20×15mmの腫瘤を認め、CTで 右側上顎大臼歯相当部に周囲との境界が明瞭な腫瘍性病変を認めたが、上顎骨および上顎洞に異常はなかった。MRIのT1強調像で低信号、T2強調画像で辺 縁に低信号を伴う不均一な造影効果がみられた。生検の病理組織学的診断は粘液腫で、歯原性上皮および神経軸索はみられなかった。腫瘍の外側1cmに切除域 を設定して、右上顎歯4から上顎結節を含む上顎歯槽突起部を切除を行った。腫瘍摘出後上顎洞が露出したが、粘膜は正常であったため切除域に含めた上顎洞底 部以外の上顎洞粘膜は保存した。腫瘍は上顎歯槽骨を圧排し、皮質骨の一部に菲薄化を認めた。腫瘍病変周囲には線維性結合組織がみられた。また、腫瘍の間質 は粘膜様の成分が主体でありそのなかに異型性に乏しい紡錘形細胞がみられた。組織化学的検査ではAlician blue-PASの2重染色においては、粘液基質はAlician blueに陽性、PASには陰性を示した。術後4年を経て再発徴候は認めていない。
キーワード
myxoma(粘液腫)、gingiva(歯肉)
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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