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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010175276
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Last updated : Nov 14, 2012
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タイトル 入学生に対する麻疹・風疹定期予防接種(第4期)証明書提出要請の効果と課題
著者
大見, 広規 (Ohmi, Hiroki)
高橋, 奈緒子 (Takahashi, Naoko)
播本, 雅津子 (Harimoto, Kazuko)
結城, 佳子 (Yuki, Yoshiko)
舟根, 妃都美 (Funane, Hitomi)
Meadows, Martin
寺山, 和幸 (Terayama, Kazuyuki)
上位タイトル
CAMPUS HEALTH Vol.47, No.2  (2010. 3) ,p.162- 167
識別番号
ISSN
1341-4313
抄録 2008年度から麻疹・風疹定期予防接種の対象者に高等学校3年生に相当する年齢の者が加えられた。本学では2009年度入学生に対して接種証明書の提出を要請し、その効果を検討した。2008、2009年度入学生には入学式前に麻疹等感染症の既往歴、予防接種歴に関する調査票を送付し、入学時に回収した。また、2009年度入学生には証明書の提出を要請した。入学後に実施した麻疹抗体検査の結果を両年度で比較した。2009年度入学生195名中182名(93.3%)から証明書の提出があった。感受性があると考えられるIgG-EIA値が8未満、あるいは10未満の学生は、2008年度入学生204名中で8未満:27.5%、10未満:34.2%に対し、2009年度入学生で8未満:10.3%、10未満:19.5%と有意に減少した。証明書を提出した182名のうちIgG-EIA値が8未満の者が18名(9.9%)、10未満の者が35名(19.2%)存在した。なお、接種から検査までの期間は8未満では179〜379日、10未満では91〜379日であった。高等学校3年生に相当する年齢の者が定期接種の対象となったことに加え、証明書の提出を求めたことで感受性者の割合が有意に減少したものと考えられた。一方、予防接種でも抗体値が上昇しない者が一定数いた。これらの学生にどのような指導をするかは今後の課題である。
キーワード
麻疹・風疹定期予防接種(第4期)、接種証明書、麻疹感受性者率
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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