AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1504
ID 2010165534
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2010165534.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 13.7 MB
Last updated : Aug 28, 2013
Downloads : 1529

Total downloads since Aug 28, 2013 : 1529
タイトル 【耳鼻咽喉科外来診療 私の工夫】 扁桃処置と上咽頭処置
著者
原渕, 保明 (Harabuchi, Yasuaki)
岸部, 幹 (Kishibe, Kan)
上位タイトル
ENTONI No.113  (2010. 4) ,p.91- 98
識別番号
ISSN
1346-2067
抄録 扁桃処置は、2006年度の診療報酬改定で「扁桃処置(J098-2)」として新設された。しかし、口蓋扁桃の陰窩洗浄や膿栓吸引などの扁桃処置や咽頭巻綿子による塩化亜鉛の上咽頭処置は、昨今、あまり行われなくなってきているようである。扁桃処置は主に慢性扁桃炎の症状改善や扁桃病巣疾患の特に扁桃微熱の病巣診断、治療として用いられている。慢性扁桃炎では、扁桃処置により症状が軽快する場合があり、扁摘前に処置の有効性を試してみる価値がある。扁桃性微熱では、扁桃陰窩洗浄を1日1回、通常5、6日間行うことにより微熱は改善され、病巣との関連を明らかにできる。上咽頭処置では、慢性上咽頭炎における不定愁訴の緩和に効果があり、近年では扁摘後にも改善をみない病巣疾患の治療として、上咽頭への塩化亜鉛溶液の塗布が注目されている。扁桃処置、上咽頭処置はまだまだ有用性がある処置であり、これらの処置は見直されるべきと思われる。
キーワード
慢性扁桃炎、上咽頭炎、局所治療、扁桃打消し試験
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム