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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010152674
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Last updated : May 11, 2011
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タイトル 難治性円形脱毛症に対する局所免疫療法 SADBE療法
著者
橋本, 喜夫 (Hashimoto, Yoshio)
中村, 哲史 (Nakamura, Satoshi)
竹田, 恵子 (Takeda, Keiko)
水元, 俊裕 (Mizumoto, Toshihiro)
鈴木, 悠加 (Suzuki, Yu-ka)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.19, No.1  (2009. 6) ,p.8- 13
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 9例の難治性円形脱毛症(多発型,全頭型,汎発型)の患者に対し,squaric acid dibutylester(SADBE)の外用療法を行い,その臨床効果について検討を行った。8(88.9%)例の症例でPR(partial response;脱毛面積の30%以上の発毛)以上の効果が認められ,3例(33.3%)の症例ではCR(complete response;完全寛解)が得られた。CRの1例では6ヵ月後に円形脱毛斑の再発が認められたが,1ヵ月に1回塗布する維持療法により,経過良好である。発毛がみられるまでの期間は1.5ヵ月〜11ヵ月で平均4.7ヵ月,汎発型の症例ではSADBEを塗布していない眉毛,睫毛にも発毛がみられた。副作用として1例に強い接触皮膚炎がみられたが,濃度を下げて,徐々に再開することで継続可能であった。SADBE療法をはじめとする局所免疫療法は難治性円形脱毛症において,通常の治療で効果がみられない場合の,セカンドラインの治療として第一に考えるべき治療法である。
キーワード
難治性円形脱毛症、多発型、全頭型、汎発型、SADBE、局所免疫療法
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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