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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010147521
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Size : 2.1 MB
Last updated : Oct 9, 2013
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タイトル 小脳梗塞初期診断の問題点
著者
齋藤, 司 (Saito, Tsukasa)
相澤, 仁志 (Aizawa, Hitoshi)
澤田, 潤 (Sawada, Jun)
油川, 陽子 (Aburakawa, Yoko)
片山, 隆行 (Katayama, Takayuki)
長谷部, 直幸 (Hasebe, Naoyuki)
林, 恵充 (Hayashi, Yoshimitsu)
安栄, 良悟 (Anei, Ryogo)
佐藤, 正夫 (Sato, Masao)
程塚, 明 (Hodotsuka, Akira)
上位タイトル
脳卒中 Vol.32, No.2  (2010. 3) ,p.133- 137
識別番号
ISSN
0912-0726
医中誌ID 2010147521
抄録 2006年1月〜2008年12月に医大病院ストロークチームが診療した脳卒中患者514例中、画像上小脳のみに病巣を持ちテント上や脳幹に病巣を持たない小脳梗塞患者4.3%、22例(男15例、女7例、56〜89歳)を対象に、小脳梗塞初期診断の問題点について後方視的に検討した。典型的な小脳症状を全く示さない症例が4例、一つのみを呈する症例が4例みられ、全体の約1/3に当たる8例(36.4%)が一つ以下の症状しか呈さなかった。3例は救急車で搬送され、発症後3時間以内に受診したが当初、小脳梗塞と診断された。3例はいずれもめまいを主訴とし、構音障害や歩行障害はみられなかった。全体の22.7%にあたる5例がストロークチームによる初期の診察を受ける機会がなく、当初小脳梗塞と診断されていなかった。めまいや嘔吐を主訴とする場合には、常に小脳梗塞の可能性も考慮する必要があると思われた。
キーワード
cerebellar infarction、stroke team、stroke
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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