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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010110799
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Last updated : May 28, 2014
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タイトル ピットフォール 胸郭出口症候群
著者
笹嶋, 唯博 (Sasajima, Tadahiro)
上位タイトル
呼吸 Vol.29, No.2  (2010. 2) ,p.167- 171
識別番号
ISSN
0286-9314
医中誌ID 2010110799
抄録 胸郭出口症候群(TOS)の病態、診断、治療、および診療上の問題点を概説した。TOSは神経性(NTOS)、動脈性、静脈性に分けられる。NTOSが最も多く、特発性、異常骨・筋・線維束、外傷などにより腕神経叢が胸郭出口で圧迫され、上肢、肩、背部疼痛や倦怠感などの神経症状を訴えるが、客観的確定診断法がない。保存療法の有効率は低く、症状の強い例はQOLが著しく障害されるため、積極的な手術適応となる。術式は第1肋骨に加えて斜角筋群に対する適切かつ十分な切除が有効性や再発防止上必須で、腕神経圧迫機序、異常骨、筋、線維束などの術中診断が重要である。手術合併症として横隔神経、長胸神経、腕神経、星状神経節などの傷害、開胸、胸水、リンパ漏などが起こり得るが、有効例では手術に対する満足度が極めて高い。一方、手術無効例が10%あり、また術後再発率も高い。そのため手術に当たっては、有効率と再発率、合併症に対し理解を得ることが肝要である。(著者抄録)
キーワード
thoracic outlet syndrome
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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