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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010110687
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Last updated : Oct 25, 2011
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タイトル 【膵癌・胆道癌の前癌病変、リスクファクターを探る】 長期経過からみた分枝型IPMNの悪性化リスクと通常型膵癌合併リスク
著者
丹野, 誠志 (Tanno, Satoshi)
小泉, 一也 (Koizumi, Kazuya)
中野, 靖弘 (Nakano, Yasuhiro)
河本, 徹 (Kawamoto, Toru)
杉山, 祥晃 (Sugiyama, Yoshiaki)
笹島, 順平 (Sasajima, Junpei)
中村, 和正 (Nakamura, Kazumasa)
西川, 智哉 (Nishikawa, Tomoya)
水上, 裕輔 (Mizukami, Yusuke)
千葉, 篤 (Chiba, Atsushi)
柳川, 伸幸 (Yanagawa, Nobuyuki)
藤井, 常志 (Fujii, Tsuneshi)
小原, 剛 (Obara, Takeshi)
上位タイトル
胆と膵 Vol.31, No.2  (2010. 2) ,p.155- 159
識別番号
ISSN
0388-9408
抄録 画像診断機器の進歩によって、無症候性の分枝型IPMN病変が発見される機会は増加している。本稿では、分枝型IPMN症例におけるIPMN病変の悪性化リスクと通常型膵癌合併リスクについて最近の報告をもとに概説した。壁在結節のない症例に限定すれば、観察期間中央値32〜61ヵ月において、非浸潤癌へ進展した症例の頻度は0〜3.3%、浸潤癌への進展は0〜0.8%程度であり、壁在結節のない分枝型IPMN病変の悪性化リスクは低く、悪性化には長期間を要すると推測された。また、膵癌合併リスクについては、分枝型IPMN症例における通常型膵癌の合併頻度は2.5%〜9.2%であり、標準化死亡比は一般人口の15.8〜26倍と高率に通常型膵癌を合併する可能性のあることが示唆された。分枝型IPMN症例は、IPMN病変自体の悪性化リスクに加えて、通常型膵癌合併の高いリスクを有しており、これらのリスクを考慮した診療を行っていくことが必要である。
キーワード
IPMN、分枝型、経過観察、悪性化リスク
注記 著者最終原稿版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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/ Public / 国内雑誌論文
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