AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1209
ID 2010065845
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2010065845.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 8.3 MB
Last updated : Aug 9, 2012
Downloads : 968

Total downloads since Aug 9, 2012 : 968
タイトル 【幹細胞を用いた消化器再生医療の展望】 消化管の再生を支える幹細胞システムはどのようになっているか
著者
藤谷, 幹浩 (Fujiya, Mikihiro)
奈田, 利恵 (Nata, Toshie)
高後, 裕 (Kohgo, Yutaka)
上位タイトル
分子消化器病 Vol.6, No.4  (2009. 12) ,p.324- 331
識別番号
ISSN
1348-995X
抄録 腸管幹細胞は、すべての腸管上皮細胞、すなわち吸収上皮細胞と3つの分泌型上皮(杯細胞、腸管内分泌細胞、パネート細胞)に分化する多能性と自己複製能を有する細胞であり、その存在部位については2つの候補が同定されている。一つは長い細胞周期をもつ+4LRCs、もう一つは多能性をもつLgr5陽性の陰窩底部細胞である。いずれか一方、もしくは両者が幹細胞の機能を担っていると考えられる。また、腸管細胞の再生・分化にはWnt,Notch,BMP,PTEN/PI3Kなどの多数のシグナル伝達系が関与している。すなわち、Wntシグナリングは幹細胞や前駆細胞の形質維持、分泌型上皮の運命決定、細胞の遊走・配列に中心的な役割をもち、Notchシグナリングは増殖途中の分泌型上皮の分化・成熟を制御している。また、BMPシグナリングやPTEN/PI3Kシグナリングは、Wntシグナリングと協調して幹細胞の増殖や数的な制御に携わるとともに、間質細胞との連携や陰窩の分枝などにかかわっていると考えられる。
キーワード
幹細胞、腸管、+4LRCs、Lgr5、Wntシグナリング
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム