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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010040195
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Last updated : Aug 15, 2013
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タイトル 【見落としやすい整形外科疾患 診かた治しかたのコツ】 股関節
著者
伊藤, 浩 (Ito, Hiroshi)
松野, 丈夫 (Matsuno, Takeo)
上位タイトル
Orthopaedics Vol.22, No.12  (2009. 11) ,p.59- 66
識別番号
ISSN
0914-8124
抄録 亜脱臼や臼蓋形成不全が治療を受けずに経過した場合、いずれかの時期に変形性股関節症が発症する。単純X線真後像における、Sharp角、CE角、AHI(acetabular head index)、臼蓋荷重部傾斜角などの計測と、股関節症に特徴的な異常所見を理解しておくことが重要である。臼蓋形成不全に起因する亜脱臼性股関節症は、股関節の解剖学的構造に欠陥があるので、保存療法で疾患が治癒することはない。CE角が20℃以下の患者では慎重な経過観察が必要であり、何らかの股関節症状を有する若年患者に対しては、臼蓋形成術が適応となる。また、特発性大腿骨頭壊死症の早期診断においてはMRIが極めて有用で、多くの例において単純X線像より早く異常所見が出現し、壊死範囲と局在部位を正確に判定することが可能である。MRIによる大腿骨頭壊死症の特徴的な所見は、T1強調画像における帯状の低信号域(band pattern)であり、このバンドより中枢側が壊死域である。早期に壊死範囲と部位を正確に判定することは、治療方針を決定するうえで重要である。
キーワード
亜脱臼性股関節症、X線計測、CE角、特発性大腿骨頭壊死症、MRI、帯状低信号域
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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