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閲覧数:1530
ID |
2009214968 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
2009214968.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 12.2 MB |
Last updated |
: Nov 4, 2011 |
Downloads |
: 546 |
Total downloads since Nov 4, 2011 : 546
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タイトル |
【炎症性腸疾患の新規治療を探る】 抗菌ペプチドによる消化管バリア療法の可能性は?
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著者 |
綾部, 時芳
(Ayabe, Tokiyoshi)
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蘆田, 知史
(Ashida, Toshifumi)
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上位タイトル |
分子消化器病
Vol.6,
No.2
(2009.
6)
,p.133-
139
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識別番号 |
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抄録 |
炎症性腸疾患(IBD)において破綻した自然免疫機構が明らかになりつつある。とくに、クローン病(CD)では、腸管における自然免疫担当細胞であるPaneth細胞が注目される。オートファジー遺伝子ATG16L1がCDの疾患感受性遺伝子として発見され、その欠損によりPaneth細胞の分泌顆粒の形成異常が認められる。また、NOD2蛋白がPaneth細胞で特異的に発現し、CD患者でその遺伝子異常が報告され、その背景に抗菌ペプチドの一つディフェンシンの発現低下がみられる。つまり、Paneth細胞とその分泌顆粒のおもな構成成分であるディフェンシンの異常がCDの発症に関与することが示唆される。さらに最近の研究で、抗菌ペプチドと称されるディフェンシンが抗菌活性以外に免疫調節作用をもち、腸管上皮細胞を刺激して獲得免疫を誘導することが見出された。それらの活性を応用して、ディフェンシン投与による腸炎の新規治療の可能性が検討されている。 |
キーワード |
自然免疫、抗菌ペプチド、Peneth細胞、ディフェンシン、HD-5 |
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注記 |
雑誌掲載版 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
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