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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2009116996
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Last updated : Jan 21, 2013
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タイトル 診療ガイドラインをどう活用するか 末梢閉塞性動脈疾患のガイドライン
著者
東, 信良 (Azuma, Nobuyoshi)
上位タイトル
北海道外科雑誌 Vol.53, No.2  (2008. 12) ,p.161- 166
識別番号
ISSN
0288-7509
抄録 末梢閉塞性動脈疾患(peripheral arterial disease,PAD)診療は、近年の患者数の急速な増加と、治療法の日進月歩の進歩、さらには治療に関わる診療科の多様化によって、劇的に変化している。欧米が中心となって発行された診療ガイドラインTransAtlantic Inter-society Consensus(TASC)は、PAD診療のこうした混沌とした状況に、急速にEBMを普及させたと言える。改訂されたTASC IIは本邦の学会代表も加わって策定され、本邦でも普及してきている。ガイドラインで強調されているのは、(1)PADの背景にある喫煙、糖尿病の重要性、(2)PADの自然予後や肢切断回避の意義、(3)間歇性跛行肢と重症虚血肢での治療方針の違い(前者はまずは背景因子の排除から、後者はできるだけ早期に専門医での血行再建)、(4)治療後の患者評価の重要性(QOLや医療経済的効率)などである。TASCおよびその改訂版は、広く世界で尊重され普及しつつあるが、本邦では充分といえず、特に、末梢血管専門医へ患者が到達する前の初期治療を行う医療者への普及が切望される。また、心臓血管外科専門医においても、血管を吻合したり、バルーンで拡張することは難しくないが、どのような戦略で患者の治療にあたるべきなのかが重要なのであって、その基礎となる血管病の深層をふりかえるには、TASCは良い機会となろう。
キーワード
ガイドライン、閉塞性動脈硬化症、末梢血管、間歇性跛行、重症虚血肢
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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/ Public / 国内雑誌論文
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