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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2009101868
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Last updated : Jun 14, 2012
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タイトル 神経筋接合部を意識した筋弛緩投与法とモニタリング 効果部位濃度を意識した筋弛緩薬投与
著者
笹川, 智貴 (Sasakawa, Tomoki)
岩崎, 寛 (Iwasaki, Hiroshi)
上位タイトル
日本臨床麻酔学会誌 Vol.29, No.1  (2009. 1) ,p.2- 14
識別番号
ISSN
0285-4945
抄録 プロポフォールやフェンタニル,レミフェンタニルなどの静脈麻酔薬が,TCIの使用によりその効果部位濃度を意識して投与されるようになり,コントロールが容易になった中,筋弛緩薬に対して同様の意識をもって投与する者は少ない.ベクロニウムにおいて,理論上TCIは十分可能であるが,その際障害になるのはその代謝産物3-desacetyl vecuroniumの存在である.3-desacetyl vecuroniumはベクロニウムの80%の力価をもち,その薬物動態も考慮しなければ一定の筋弛緩効果を得ることは難しい.この代謝物を無視したTCIは実際の濃度と大きな差異を生じ,覚醒遅延を引き起こす原因になりうる.ロクロニウムはこのような薬理活性をもつ代謝物を産生せず,よりTCIに適した薬物であるといえる.
キーワード
薬物動態、ベクロニウム、ロクロニウム、Target controlled infusion(TCI)
注記 著者最終原稿版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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