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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2009045652
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Last updated : Jul 6, 2009
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タイトル 摘出病巣部のパラフィン包埋切片を用いたミトコンドリアDNA解析によって確定診断された有鉤嚢虫症例
著者
山崎, 浩 (Yamasaki, Hiroshi)
迫, 康仁 (Sako, Yashuhiro)
中尾, 稔 (Nakao, Minoru)
伊藤, 亮 (Ito, Akira)
中谷, 和宏 (Nakaya, Kazuhiro)
上位タイトル
Clinical Parasitology Vol.17, No.1  (2007. 1) ,p.134- 137
識別番号
ISSN
1341-5190
抄録 有鉤嚢虫の寄生による嚢虫症の診断は、通常、画像検査、血清検査、病理組織検査に基づいて行われる。脳腫瘍との鑑別目的で開頭術が施行され、病理組織検査が行われた7例のうち、5例は壊死性肉芽腫の形成、又は石灰化によって嚢虫組織を確認することができなかった。この病理組織学的検査によって嚢虫症の診断がつかなかった5例を含む7例の全てについて確定診断を行う目的で、パラフィン包埋標本からの嚢虫のDNA検出を試みた。その結果、7例全例で標本から有鉤嚢虫DNAが検出され、有鉤嚢虫との確定診断に至った。このDNA診断法は、HEやPAS染色標本中の嚢虫の同定にも応用可能であった。ミトコンドリアDNA検査が嚢虫症の確定診断や他疾患との鑑別診断において極めて有用であることが示された。
キーワード
有鉤嚢虫症、パラフィン包埋標本、ミトコンドリアDNA解析
注記 出版社版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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