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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008375048
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Last updated : Feb 18, 2011
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タイトル もやもや病に対する前大脳動脈、中大脳動脈領域への直接血行再建とその効果
著者
谷川, 緑野 (Tanikawa, Rokuya)
杉村, 敏秀 (Sugimura, Toshihide)
日野, 健 (Hino, Ken)
泉, 直人 (Izumi, Naoto)
三井, 宣幸 (Mitsui, Nobuyuki)
橋本, 政明 (Hashimoto, Masaaki)
上山, 博康 (Kamiyama, Hiroyasu)
上位タイトル
脳卒中の外科 Vol.36, No.5  (2008. 9) ,p.386- 394
識別番号
ISSN
0914-5508
抄録 もやもや病に対する直接的血行再建として、特に小児例での知能改善を図るためSTA-MCA anastomosisと同時にSTA-ACA anastomosisを併用する術式を紹介した。本術式は、STAの前頭枝を正中部に至る末梢部まで皮膚弁から長く剥離することで、前頭葉内側部に分布する前大脳動脈皮質枝に直接吻合を可能とするものである。本術式を小児4例8側(男3例・女1例・3〜7歳)および成人9例11側(男1例・女8例・33〜59歳)に施行したところ、術後経過観察期間6〜10年でいずれも良好な成績が得られた。双子男児ではWISC-IIIでそれぞれ術前54から84に、71から100に改善した。また3歳男児では術後早期から集中力の改善が顕著であった。脳虚血発症の成人5例では、術前生じたTIAが消失し、新たな脳梗塞を来たした症例はなかった。脳出血発症の成人4例も、術後新たな脳出血の発症はなかった。なお成人1例で皮弁感染による骨弁除去術、頭蓋形成術を行った。
キーワード
moyamoya disease
STA-MCA anastomosis
STA-ACA anastomosis
EMAS
intellectual performance
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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