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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008321766
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Last updated : Sep 28, 2011
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タイトル 消化管上皮細胞の機能分子とその解析法 腸細胞の有機カチオントランスポーターとその解析法
著者
藤谷, 幹浩 (Fujiya, Mikihiro)
高後, 裕 (Kohgo, Yutaka)
上位タイトル
分子消化器病 Vol.5, No.3  (2008. 9) ,p.280- 288
識別番号
ISSN
1348-995X
抄録 主な有機カチオントランスポーターには、OCTファミリーとOCTNファミリーがあり、前者はおもに腎臓や肝臓に、後者は腎臓、小腸、骨格筋、脳、肺などに広く分布している。これらトランスポーターの役割は栄養素や薬剤、内因性物質の輸送にあるとされ、消化器疾患とのかかわりはあまり知られていなかった。しかし最近、MDR1やOCTN1/2に炎症性腸疾患高感受性の遺伝子多型が発見され、消化器疾患とトランスポーターとのかかわりが注目されるようになった。われわれは、腸管上皮細胞膜に存在するOCTN2がB.subtilis由来ペプチドcompetence and sporulation factor(CSF)"を細胞内に輸送すること、それによって細胞防御蛋白であるHspが誘導され、酸化ストレスに対する抵抗性が飛躍的に向上することを見出した。これは、レセプターを介した細菌認識機構とは異なる、新しい宿主-腸内細菌の相互作用機構と考えられる。本稿では、一連の研究で用いた有機カチオントランスポーターの解析法とその輸送物質の同定法について解説した。
キーワード
novel organic cation transporter(OCTN)
プロバイオティクス
B.subtilis
competence and sporulation factor(CSF)
腸管保護作用
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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