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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008235010
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Type : application/pdf Download
Size : 4.9 MB
Last updated : Dec 3, 2010
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タイトル 関節症性乾癬と鑑別を要した関節リウマチを合併した尋常性乾癬の1例 当院および旭川医大における関節症性乾癬との比較検討を含めて
著者
井川, 哲子 (Igawa, Satomi)
橋本, 喜夫 (Hashimoto, Yoshio)
水元, 俊裕 (Mizumoto, Toshihiro)
八島, 英基 (Yajima, Hideki)
高橋, 英俊 (Takahashi, Hidetoshi)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.17, No.2  (2007. 12) ,p.75- 80
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 70歳男性。患者は1977年より関節リウマチにて近医で加療中で、1996年からはそう痒を伴う皮疹が出現、市販の外用剤で軽快したため放置していた。しかし、2004年に皮疹が再燃し、再度市販薬を使用するも改善がみられなかったため、2006年7月に著者らの皮膚科へ受診となった。所見では体幹四肢には落屑を伴う紅斑、局面が多発、癒合し、足趾の爪には著明な角質増生と粗造化が認められた。また、両膝は屈曲制拘縮があり歩行困難で、X線では両手根骨の強直、右手指MP関節の尺側偏位がみられた。更に臨床検査所見ではRF、MMP3、抗CCP抗体がいずれも強陽性を示していた。以上、これらのことより、本症例は関節リウマチに合併した尋常性乾癬と診断された。治療としてステロイド軟膏とビタミンD3軟膏の併用、エトレチナート内服を開始し、紅斑と落屑の目立つ下肢にはnarrow band UVB療法を追加した。その結果、治療1ヵ月で皮疹は著明に改善したが、関節症状には変化はみられなかった。
キーワード
尋常性乾癬、関節リウマチ、関節症性乾癬、抗CCP抗体
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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