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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008166273
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Last updated : Dec 27, 2010
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タイトル 小児に発症したEosinophilic Cellulitisの1例
著者
関口, 敦之 (Sekiguchi, Atsushi)
小池, 且弥 (Koike, Katsuya)
山本, 明美 (Yamamoto, Akemi)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
皮膚科の臨床 Vol.50, No.3  (2008. 3) ,p.367- 369
識別番号
ISSN
0018-1404
抄録 4歳男児。4日前より両下腿に痛みを伴う腫脹が出現し、歩行困難をきたした。初診時、両下腿に浮腫と鶏卵大の紫斑を数個認め、3日後に両下腿から足背にかけてびまん性の浮腫性腫脹と紅色丘疹および環状の浸潤性紅斑を認めた。紅斑上には一部小水疱が集簇しており、血疱を形成している部位もあった。検査所見に特に異常はなく、病理組織学的所見では、右下腿の浸潤性紅斑に真皮全層の血管周囲性および膠原線維間に好酸球が浸潤し、リンパ球、組織球も浸潤していた。表皮内に水疱形成を認め、膠原線維の周囲を好酸球ないし好酸性の顆粒が取り囲むflame figure像を認めたが血管炎像は認めなかった。以上の所見から、Eosinophilic Cellutitisと診断し、ベタメタゾン2mg/日内服により速やかに皮疹、疼痛は改善した。その後ベタメタゾンは5週間かけて漸減し中止した。発症後2年経過して再発は認めていない。
キーワード
eosinophilic cellulitis、Wells 症候群、小児
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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