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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008134209
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Size : 2.9 MB
Last updated : Nov 25, 2010
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タイトル 外陰部に生じたSebaceous Carcinomaの1例
著者
堀, 仁子 (Hori, Masako)
金田, 和宏 (Kaneta, Kazuhiro)
小松, 成綱 (Komatsu, Shigetsuna)
佐藤, 恵美 (Sato, Emi)
山本, 明美 (Yamamoto, Akemi)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
日本皮膚病理組織学会会誌 Vol.23, No.1  (2007. 12) ,p.10- 13
識別番号
ISSN
0914-3807
抄録 76歳女性。患者は32歳時に子宮頸癌で広汎子宮全摘術および放射線治療の既往があった。今回、約半年前よりの外陰部の紅色結節が徐々に増大して受診となった。所見では左大陰唇外側に2×1.5×0.8cm大の表面は一部びらんを伴う弾性硬の結節を認め、びらん部は表面粗造で黄色調、易出血性であった。腫瘍マーカーSCCおよびCEAの高値から子宮頸癌の皮膚転移が疑われ、生検では表皮が欠損し、腫瘍細胞は真皮内に結節状に周囲の間質との間で裂隙を形成し増生していた。そして、この腫瘍細胞は中心に核を有し、明るい泡沫状の胞体からなる細胞と好塩基性の細胞で構成され、核異型も認めた。一方、免疫組織学的所見ではCEAの一部陽性がみられ、またEMA陽性、GCDFP15陰性、Human milk fat grobules(HMFG)-2の一部陽性、更にPAS染色での陰性、Oil red Oによる脂肪染色陽性、D2-40 陰性が確認された。以上、これらの所見から、本症例は脂腺癌と診断され、脂肪層下層で切除した。その結果、術後半年経過で再発転移は認められていない。
キーワード
sebaceous carcinoma、labia major、clear cell、basophilic cell
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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