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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008027989
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Size : 2.7 MB
Last updated : Dec 4, 2008
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タイトル 左頭頂 後頭 側頭葉に存在し、抗てんかん薬にて治療した多葉性focal cortical dysplasia21歳女性の発作型、画像、認知の20年間に渡る変化について
著者
沖, 潤一 (Oki, Junichi)
上位タイトル
てんかんをめぐって Vol.XXVI, (2007. 3) ,p.43- 51
識別番号
ISSN
1349-3078
抄録 21歳女。2歳時に突然倒れ、顔面眼球を右方に偏位する発作が出現し、2歳10ヵ月には連日の発作で入院した。発作間欠期脳波は左頭頂域に棘徐波が散見し、発作は左頭頂-側頭から左半球全体の棘波を認め局在関連性てんかんと診断した。カルバマゼピンを開始したが発作が群発したため、フェニトインに変更したところ発作は消失した。11歳からてんかん発作が連日出現し、MRIで皮質の肥厚、不鮮明な灰白質-白質の境界、皮質下白質にT2高信号の病変を認め、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に及ぶFCDと診断した。FCD部分にてんかん源性の細胞と機能する神経細胞の混在、発作時SPECTで中心前回まで集積増加部位を認めたため外科的治療を断念した。てんかん発作のコントロールにより発作は減少し知的退行の出現はないと考えたが、14歳以降も言語理解の退行が顕著で、19歳時のMRIはFCD周囲の脳萎縮を呈していた。動作性検査の粗点は一定だが言語性は年齢を経るごとに低下し、言語理解の退行は顕著であった。
注記 出版社版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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