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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2008005283
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Last updated : Apr 15, 2008
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タイトル 下肢閉塞性動脈硬化症治療の最先端 重症虚血肢に対するバイパス手術の最先端 困難例に対する挑戦
著者
東, 信良 (Azuma, Nobuyoshi)
内田, 恒 (Uchida, Hisashi)
浅田, 秀典 (Asada, Hidenori)
清川, 恵子 (Kiyokawa, Keiko)
赤坂, 伸之 (Akasaka, Nobuyuki)
郷, 一知 (Goh, Kazutomo)
笹嶋, 唯博 (Sasajima, Tadahiro)
上位タイトル
脈管学 Vol.47, No.3  (2007. 6) ,p.357- 363
識別番号
ISSN
0387-1126
抄録 重症虚血肢(CLI)に対するバイパス手術の困難例について検討した。対象は最近10年間に治療した閉塞性動脈硬化症によるCLI 194例224肢であった。方法は通常では救肢困難な、1)末梢吻合動脈の高度石灰化では石灰化の薄い部分を吻合部とし、全周性石灰化ではバルーンカテーテルで血流遮断を行なった。2)大伏在静脈使用不能例では小伏在静脈や上肢静脈、大腿静脈を用いた。3)広範な組織欠損例では遊離筋皮弁移植で欠損部を補填した。4)吻合可能な末梢動脈欠如例では、MRAで吻合可能動脈の描出や末梢動脈からの造影を試みたり、弁を手術的に破壊した末梢静脈へバイパスするdistal venous arterialization(DVA)を行なった。入院死亡は13例(6.7%)で、1)では血行再建断念例はなく、2)では静脈グラフト内膜肥厚を反復した2例が自家静脈枯渇で晩期に大切断となった。3)では2〜3ヵ月で治癒可能となる良好な結果が得られ、4)では全例で救肢に成功した。尚、224肢の5年累積救肢率は94.1%であった。
キーワード
critical limb ischemia
peripheral arterial disease
limb salvage
infrainguinal bypass
distal venous arterialization
注記 出版社版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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