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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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Last updated : Apr 24, 2008
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タイトル 「小児急性中耳炎診療ガイドライン」の検討
著者
林, 達哉 (Hayashi, Tatsuya)
安部, 裕介 (Abe, Yusuke)
上田, 征吾 (Ueda, Seigo)
大高, 隆輝 (Ohtaka, Ryuki)
坂東, 伸幸 (Bandoh, Nobuyuki)
片田, 彰博 (Katada, Akihiro)
原渕, 保明 (Harabuchi, Yasuaki)
上位タイトル
Otology Japan Vol.17, No.2  (2007. 5) ,p.118- 123
識別番号
ISSN
0917-2025
抄録 2006年5〜9月に北海道内12病院の耳鼻咽喉科外来を受診した小児急性中耳炎患者146症例(男児75例、女児71例、3ヵ月〜12歳・中央値24ヵ月)を対象に2006年発表の「小児急性中耳炎診療ガイドライン(本ガイドライン)」の妥当性と課題について検討した。本ガイドラインの特徴は重症度別の治療選択を推奨していること、重症度決定には臨床所見のみならず鼓膜所見を加味していること、選択抗菌薬はペニシリン系を中心とし鼓膜切開も治療の選択肢に加えていることなどが挙げられる。その結果、全体の84%の症例が本ガイドラインに沿った抗菌薬の選択が行われ、86%の症例で本ガイドラインに沿って鼓膜切開が行われた。その結果、治療成績は初診後7日以内に鼓膜スコアが0に達した早期治癒群が146例中88例(73%)と良好であり、治癒遷延群が11例(9%)、早期治癒後4週間以内の再燃群が5例(4%)、入院加療を要した入院加療群が1例で残る16例は再来院がなく経過が追えなかった。以上より本ガイドラインは日本における抗菌薬使用適正化の第一歩として十分な役割を果すことが期待された。
キーワード
acute otitis media
pediatric patient
guideline
antibiotic therapy
drug resistant bacteria
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ author
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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